関係機関の福祉情報発信
石巻市社会福祉協議会以外の福祉関係機関等からの情報提供のあったものをご紹介します。
・自動車事故被害者救済制度
〔国土交通省・独立行政法人自動車事故対策機構〕
・実務者研修受講資金貸付事業(介護福祉士)
〔宮城県社会福祉協議会〕
・介護人材再就職準備金貸付事業
〔宮城県社会福祉協議会〕
自動車事故被害者救済制度
国土交通省では、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)と協力して、自動車事故を原因として介護を必要とする重度後遺障害者の方々とご家族の経済的・精神的負担の軽減を図るために、様々な支援を行っています。
1 介護料の支給 |
自動車事故が原因で脳・脊髄・胸腹部臓器を損傷したことにより重度な後遺障害が残り、常時または随時の介護が必要な方に対し、介護料を支給。 (月額36,500円~211,530円) ※介護保険、労災保険の介護(補償)給付等との併給不可。 ※その他一定の支給条件を満たす必要あり。 |
2 短期入院・短期入所 |
自動車事故により自宅介護を受ける重度後遺障害者の方々の健康維持や、家族の負担軽減のため、全国に「短期入院協力病院」、「短期入所協力施設」を指定。 (令和2年4月1日現在:200病院、127施設) |
3 短期入院・短期入所費用助成 |
短期入院・入所を利用した際の患者移送費、室料差額負担金及び食事負担金等に要する費用として自己負担した額の一部を助成。 (年間45日かつ年間45万円まで) |
4 療護施設の設置・運営 (重度後遺障害者のための専門病院) |
自動車事故による重度後遺障害者(遷延性意識障害者)のための専門病院(療護施設)を全国11か所で設置・運営。 (入院期間は概ね3年間) |
5 交通遺児等貸付 |
自動車事故により保護者が死亡または重度後遺障害者となったご家族(生活困窮家庭)のお子様に対し、中学校卒業まで生活資金の無利子貸付を行う。 (当初一時金15万5千円、月額1万円又は2万円。小学校と中学校入学支度金4万4千円) |
6 介護者(親)なき後に備えるための情報提供 |
介護者が先に亡くなったり、老齢や病気等により介護ができなくなった場合に対応するために必要な情報を集め、ナスバウェブサイトに掲載し情報提供している。 |
※詳細情報、連絡・申込先:1、3~6は【ナスバ 支える】、2は【国交省 短期入院】で検索してください。
また、総合的な案内は【国交省 交通事故にあったときには パンフレット】で検索してください。
自動車事故にあって、相談先にお困りの方
上記制度も含め、各種相談窓口を電話で紹介しています。
NASVA(ナスバ)交通事故被害者ホットライン
電話:0570-000738
(土・日・祝日・年末年始を除く9:00~17:00)
実務者研修受講資金貸付事業(介護福祉士)
実務者研修施設に在学し、介護福祉士の資格の取得を目指す学生に対し、修学資金を貸し付けし、宮城県内の福祉・介護人材の確保及び定着を支援する貸付事業です。
・貸付事業の目的
この事業は、介護福祉士実務者研修施設等(以下、実務者研修施設)に在学し、介護福祉士の資格取得を目指し、資格取得後宮城県内で介護等業務に従事しようとする学生を対象に受講資金を貸与し、県内の介護人材の育成、確保を目的とするものです。
なお、実務者研修を修了後1年以内に、資格を取得し、介護福祉士として登録後、引き続き2年間、宮城県内で介護等業務に従事した場合には、受講資金の返還が免除されます。
・受付期間
在学(受講)期間中
(予算の範囲内事業のため年度途中で終了する場合あり)
・貸付対象者(以下のすべてを満たす方)
(1)実務者研修施設(注1)に在学し、介護福祉士の資格取得を目指す方
(2)実務者研修施設を卒業後、宮城県内で返還免除対象業務に従事する
意思を持ち、1年以内の介護福祉士の国家試験を受験できる(見込みを含む)方
※今年度は令和3年1月の介護福祉士国家試験の受験が可能な方。
(3)他の都道府県の本資金を借り受けていない方
※職業訓練として実務者研修を受講する場合は、貸付対象外。
※教育訓練給付制度(雇用保険法)を利用して実務者研修施設
へ修学する場合も貸付対象外。
(注1)実務者研修施設とは、社会福祉士および介護福祉士法
第40条第2項第2号に規定する文部科学大臣及び
厚生労働大臣の指定した学校又は都道府県知事の指定した養成施設
・貸付内容
貸付金額 20万円以内
(受講料・教材費・国家試験受験手数料・その他必要経費)
貸付利子 無利子。
ただし、返還期限を過ぎた場合は年5%の延滞利子を徴収。
以下についての情報は、宮城県社会福祉協議会のウェブサイトにてご確認ください。
・連帯保証人
・資金の返還及び返還方法
・返還の免除
・申請に必要な書類
・貸付金の交付
書類の提出・問合わせ先
社会福祉法人宮城県社会福祉協議会 震災復興・地域福祉部
総合相談課 福祉人材センター 貸付事業担当
〒980-0014 仙台市青葉区本町三丁目7番4号 宮城県社会福祉会館1階
電話 022-399-8844 FAX 022-261-9555
介護人材再就職準備金貸付事業
宮城県社会福祉協議会では、即戦力の介護職としての一定の知識及び経験を有する就労希望者に対して、再就職準備金をお貸ししております。
・貸付対象者
宮城県内に住民登録のある方で、次の(1)から(4)のすべてを満たす方
(1)介護職員等として1年以上の実践経験がある方
(2)介護福祉士有資格者または実務者経験、介護職員初任者研修、
ヘルパー1級・2級課程、介護職員基礎研修のいずれかを修了した方
(3)居宅サービス等を提供する事業所・施設または第一号訪問事業もしくは
第一号通所事業を実施する事業所に、介護職員等で就労した方
(4)介護職員等として離職後、再就職までに宮城県福祉人材センターに
求職届出(登録)をされた方
・貸付額
最大40万円(1人1回限り)
・対象となる経費
(1)介護職員として働くための被服費
(2)子どもの預け先を探す際の活動費
(3)通勤用自転車、バイクの購入費
(4)敷金、礼金、引越し代等の転居費用
(5)介護に係る講習会の参加費または参考図書の購入費
(6)その他再就職に必要と認められるもの
・返済免除
宮城県内の介護事業所等に介護職員等として2年間継続して勤務された方
・貸付利子
無利子(ただし、返還期間を過ぎた場合は、年3%の延滞利子を徴収します)
・連帯保証人
連帯保証人が1名必要です。
連帯保証人は、貸付けを受けた方が貸付金の返還を行わない場合は、
すべての返還義務を負担していただきます。
・申請手続き
貸付希望者は、申請書類を就職後3か月以内に次項目の提出先まで
提出してください。
書類提出先・問合せ先
社会福祉法人宮城県社会福祉協議会 震災復興・地域福祉部
総合相談課 福祉人材センター 貸付事業担当
〒980-0014 仙台市青葉区本町三丁目7番4号 宮城県社会福祉会館1階
電話 022-399-8844 FAX 022-261-9555